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Press Release

ブロードリッジ、アイティビティ買収で資本市場向け事業拡大

- フロントオフィスへの拡大によりマルチアセット分野の強化で 資本市場向け機能を大幅に拡大
- 世界での事業規模を拡大し、グローバル金融機関へのサービス提供能力を強化
- 力強いリターン、経常的な収益増加、利益率や調整後EPSの成長の見込み
- 3年間の高い業績目標の達成に向けた体制整う

2021年3月29日 米国ニューヨーク)フィンテック大手のブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズ(本社:米国ニューヨーク州)は本日、資本市場向けの注文試行管理や接続テクノロジーを提供するアイティビティ・ホールディングAB(アイティビティ)を買収する最終契約を結んだと発表しました。ブロードリッジは買収を通じ、資本市場向けの機能を大幅に強化し、グローバルなフィンテックリーダーとしての地位を高めることになります。買収額は21.43億ユーロ(約25億ドル)で、ノルディックキャピタルからすべて現金で買収します。

ブロードリッジのティム・ゴーキーCEOは、次のように述べています。「アイティビティの買収により、ブロードリッジは世界のフィンテック大手としての地位をさらに高めることになります。また、フロントオフィス分野へ事業に参入した上、マルチアセットクラスのソリューションを増強し資本市場向け事業を強化することで、急速に変化する市場に対して顧客となる金融機関への支援がいち早く可能となります。アイティビティのアジア太平洋地域や欧州、中東での確立した事業を加えることで、当社の北米以外の事業規模が拡大し、グローバルな金融機関により優れたサービスを提供できるものと存じます。買収により経常的な収益、利益率、調整後EPSが増えるため、当社の株主への恩恵も期待されます。この収益と利益増加により、3年間の経常的な収益や調整後EPSの高い業績目標を達成できる体制が整いました。」

アイティビティは高い拡張性を持ったソリューションを提供する資本市場テクノロジーサービスの世界大手であり、金融機関の取引インフラを統合することで、大幅なコスト削減を実現しています。16カ国に拠点を持ち、50カ国で事業を展開しており、世界の投資銀行上位25社のうち24社、2,000社以上の大手証券会社や商社、資産運用会社で利用されています。一連の「トレーディング・アンド・コネクト」ソリューションは接続性のほか、変化する市場環境や規制要求に対して適応できる包括的なツールを提供しています。アイティビティが提供するソリューションやサービスにより、金融機関は柔軟性と機能性をもって、さまざまなアセットクラスの取引様式に対応しております。

アイティビティのロブ・マカイCEOは、次のように述べています。「ブロードリッジとの統合で、フロント・ツー・バックの資本市場テクノロジー・オペレーションを提供する先端企業が生まれるため、当社にとって期待の高まる新たな一歩となります。当社のテクノロジーやソリューション、人材を組み合わせれば、お客様に大きな価値を生み出しながら、両社の事業も長期的に成長するものと思われます。」

アイティビティが提供するフロントオフィスの取引注文や執行管理システムを中心としたFIXコネクティビティ・ネットワークソリューションは、ブロードリッジの業界を牽引する決済処理などの資本市場向け機能と非常に良い補完関係にあります。この組み合わせにより、金融機関は株式、債券、上場デリバティブなどのアセットクラスにおいて、フロント・ツー・バックのテクノロジーを全般的に合理化し、業務効率の向上やリスクの低減、バランスシートの活用を最適化することにより大きな価値を得られます。2020年において、両社合わせて9億ドル(約990億円)以上の規模を持つ事業を通じて、高まる電子化やアルゴリズム取引のニーズに適応できる体制となり、総所有コスト削減のため差別化できない業務を共通化するための支援をさらに強化できるようになります。

さらに、アイティビティが力強く展開するアジア太平洋地域や欧州、中東事業を通じて、ブロードリッジの北米以外の収益が大幅に増加されることとなり、主要地域での海外事業が拡大します。アイティビティの大手顧客基盤を活かした、ブロードリッジとの製品ポートフォリオ全体でのクロスセルの大きな機会も生まれるため、長期的な事業成長がさらに進むものと考えております。

アイティビティの2020年経常収益は、約2億1,000万ユーロ(約272億円)となり、サブスクリプションに類似した収益モデルにより、収益を伸ばしています。買収が完了すれば、ブロードリッジのグローバル・テクノロジー・アンド・オペレーションズ事業に統合され、CEOロブ・マカイ率いる同社経営陣も、引き続き同社に留まり事業のさらなる成長を支援します。

ノルディックキャピタル・アドバイザーズのパートナーであるフレドリック・ナズランド氏は、次のように述べています。「アイティビティはノルディックキャピタルの保有の元、世界を牽引する資本市場テクノロジー・インフラのプロバイダーとなるため、事業を変革し成長させてきました。アイティビティのことを非常に誇りに思います。理想的なパートナーであるブロードリッジと、同社の次世代テクノロジープラットフォームを活用し、さらなる成長と拡大を実現するため、次の一歩を踏み出すときが来たと思います。」

買収手続きは通常の買収完了条件に従い、規制当局の承認を受けたのち、会計年度2021年の第4四半期(4~6月)に完了する見込みです。

*本プレスリリースは、2021年3月29日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。オリジナルのプレスリリースの正式言語は英語であり、この内容および解釈については英語が優先となります。英語原文は以下をご確認ください。https://www.broadridge.com/press-release/2021/broadridge-agrees-to-acquire-itiviti

ブロードリッジについて

ブロードリッジ(NYSE:BR)は、S&P 500®指数構成銘柄に名を連ねる総収入45億ドルのグローバルフィンテック企業です。より優れた金融活動を実現するため、投資やコーポレートガバナンス、コミュニケーションを支える重要なインフラを提供しています。また世界中の銀行をはじめ、証券会社、資産運用会社、上場企業に対し、テクノロジーに基づくソリューションを提供しています。ブロードリッジのインフラはグローバルのコミュニケーションの基盤として、世界中の何千社もの上場企業や投資信託と、何千万人もの個人や機関投資家をつなげることで、コーポレートガバナンスを実現しています。さらに、ブロードリッジのテクノロジーやオペレーションのプラットフォームは、世界中で1日に平均9兆ドルを超える株式や債券などの証券取引を処理しています。ブロードリッジは米国に本社を置き、世界21カ国で13,000人以上の正社員を擁しており、「働きがいのある会社(Great Place to Work®)」にも認定されています。

ブロードリッジやサービスに関する詳細は、ウェブサイト(www.broadridge.com/jp)よりご覧いただけます。

報道関係者 お問い合わせ先 :03-5425-7220, アシュトン・コンサルティング BroadridgeJapanPR@ashton.jp。